プレスリリースより抜粋します。

発表のポイント

  • 特殊な加工が施された結晶にレーザー光を通すだけで光の周波数(色)の量子もつれを有する光子の直接発生技術の実現に成功した。
  • 今後、多数の異なる周波数をもつ光子を利用した大容量量子通信・量子計算技術の実現が期待される。

概要

東北大学学際科学フロンティア研究所の金田文寛助教、電気通信研究所の枝松圭一教授、電気通信大学の清水亮介准教授らのグループは、特殊な加工を施した結晶にレーザー光を通すだけで異なる2つの光子がもつ周波数(色)の間に「量子もつれ」を発生させることに成功しました。従来の方法とは異なり、今回の成果は簡便かつ低損失な色の量子もつれ発生方法であり、さらに多色の量子もつれ光子発生へと拡張可能な技術であるため、今後光子の周波数を用いた大容量量子情報技術の実現に重要な役割を果たすことが期待されます。

本研究の成果は米国光学会論文誌Optics Express誌に1月16日に掲載され、「Editor’s pick」として論文誌から高い評価を受けています。

出典:https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/02/press-20190225-01-hikari-web.html