被子植物(花を付ける植物)の雄の生殖細胞、“精細胞”の細胞膜に局在するタンパク質DMP9が雌の卵細胞との認証に関わることを発見し、受精研究分野に新たな概念をもたらしました。本研究は千葉大学大学院・井川智子准教授、順天堂大学・森稔幸助教、秋田県立大学・上田健治助教、名古屋大学臨海実験所・澤田均教授、名古屋大学ITbM・東山哲也教授らの研究グループによる共同研究として、科研費新学術領域「植物新種誕生の原理」の一環として行われました。また、千葉大学戦略的重点強化プログラム・ファイトケミカル植物分子科学の支援を受けています。本成果は、『2つの精細胞はなぜ間違うことなく、それぞれ卵細胞または中央細胞と受精できるのか?』という、被子植物特有の重複受精現象発見以来の謎を解く手がかりとなるものです。

本研究成果はDevelopment誌にて,11月29日(日本時間)にてオンライン公開されました。

詳細:http://www.chiba-u.ac.jp/general/publicity/press/files/2018/20181206hishi.pdf