日本アジア投資株式会社は、自然エネルギーベンチャーの株式会社イーパワー等と共同で投資をした、青森県上北郡東北町の農業残渣を活用したバイオガス発電所「青森東北町発電所」が売電を開始したことを発表しました。

同発電所は、青森県上北郡東北町において、ゆうき青森農業協同組合(以下「JAゆうき青森」)が取り扱う「ながいも」の農業残渣等をメタン発酵して発生させたガスを動力とする、バイオガス発電所です。 農業残渣とは農作物の非食用部分であり、日本では多くの地域で、農業残渣の廃棄等に関して費用や労力がかかるといった課題を抱えています。そのため、近年、地域の農業残渣等の有機廃棄物を原料として活用する、バイオガス発電に注目が集まっています。

同発電所の建設地である青森県上北郡東北町は、日本有数のながいも産地であり、JAゆうき青森の出荷量は国内トップクラスです。ながいもからは日量4トンに及ぶ残渣が発生し、年間約2000万円を超える廃棄物処理費用がJAゆうき青森にとって長年の課題となっていました。 同発電所では、日量4トンのながいもの残渣全量を、メタン発酵槽に投入してバイオガスを発生させ、年間約16万kWh(約36世帯分)の電力を発電し、東北電力に売電します。 JAゆうき青森では、これまで外部に委託していた廃棄物の処理コストのうち約3分の1程度を削減する効果を見込んでいます。また、発電機から回収する排熱を、隣地に新設するビニールハウスで有効利用し、冬場でも農作物の栽培が可能な取り組みに挑戦する計画です。

詳細:http://www.jaic-vc.co.jp/vcms_lf/jrelease_20181130_1.pdf