大阪大学大学院情報科学研究科伊藤雄一招へい准教授らの研究グループは、柔らかいチューブをディスプレイ装置として用い、チューブ内に液体などの流体を流し込み、その位置やサイズを正確に制御することで様々な情報を表示可能なディスプレイシステムを開発しました。

柔らかいチューブで構成されているので、物体に巻き付けてディスプレイを構築したり、自由な形状でディスプレイを構築できます。腕に巻き付けてウェアラブルディスプレイを、柱などに巻き付けてデジタルサイネージを構成するなど、これまでの2次元ディスプレイでは不可能なディスプレイ装置を構成できます。また、チューブ内の流体を様々に変更することで、提示情報の内容を変更可能です。例えば、着色水を利用することで通常のディスプレイとして利用でき、温・冷水を利用すれば温度提示ディスプレイとしても利用できます。チューブは1本からディスプレイとして利用でき、複数本組み合わせることで、さらなる表現の向上を図ることも可能です。

このように、本システムは人と情報をつなぐ新たなIT環境を生み出すものであり、様々な用途への応用(デジタルサイネージ、ウェアラブルディスプレイ、商品ディスプレイなど)が考えられます。

詳細:http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2018/20181206_2