マックス・プランク協会 フリッツ・ハーバー研究所 物理化学部門の熊谷 崇 グループリーダーの研究チームは、独自に開発した高精度の光励起・検出が可能な低温走査トンネル顕微鏡(STM)の先端計測技術を用いて、ナノスケールの光である局在表面プラズモンの励起を介した共鳴トンネル型電子輸送現象の観測に成功しました。

科学技術振興機構(JST) によると、局在表面プラズモン励起を介した電子輸送は、ナノスケールのオプトエレクトロニクスデバイスやプラズモニック太陽電池、プラズモニック触媒など多岐にわたる応用が期待され、今回の発見はこれらの分野に貢献する重要な基礎科学的知見を与えるものであるとのことです。また、今回開発したSTMの先端計測技術によって、今後ナノスケールの光と物質の相互作用に関する新たな物理現象の発見も期待されます。

参照:https://www.jst.go.jp/pr/info/info1352/index.html