東京大学大学院新領域創成科学研究科 佐々木裕次教授(産総研・東大 先端オペランド計測技術オープンイノベーションラボラトリ兼務)、および公益財団法人高輝度光科学研究センターら研究グループは、大型放射光施設からの単色X線や実験室用小型X線光源を用いて、1分子に標識された金ナノ結晶の超微細運動の時分割計測に成功しました。従来のX線1分子追跡法に比べ1/1700のX線露光量で測定でき、実験室光源を用いると1/500000の露光量で測定できるようになりました。また、X線ダメージを軽減することで、生きた細胞や動物でもX線で1分子を観察することが可能となりました。露光量が極めて小さいことから、今後、ダメージレス測定・長時間観察・いろいろな格子定数の標識ナノ結晶の運動を同時計測できるマルチ(カラー)標識等を強みにさまざまな展開が期待されます。

詳細:https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2018/pr20181130/pr20181130.html#a