国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)先進コーティング技術研究センター エネルギー応用材料研究チーム 間宮 幹人氏、秋本 順二氏は、導電性基板上に蒸着でナノメートルスケールの一酸化ケイ素(SiO)薄膜を形成し、その上に導電助剤を積層させた構造のリチウムイオン2次電池用電極(負極)を開発しました。この電極の特性は、容量が現在主流である黒鉛負極(372 mAh/g)の約5倍に相当し、一酸化ケイ素の理論容量2007 mAh/gとほぼ一致しました。また、開発した電極は充放電を200サイクル以上繰り返しても容量は維持され、高容量で長寿命な特性を持つことが明らかとなりました。今回開発した電極により、負極のエネルギー密度が向上し、リチウムイオン2次電池の高容量化や小型化が促進されると期待されます。

詳細:https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2018/pr20181121_2/pr20181121_2.html