東京工業大学 一杉 太郎 教授、日本工業大学 白木 將 教授、産業技術総合研究所 白澤 徹郎氏らの研究グループは、全固体電池で極めて低い界面抵抗を実現し、その鍵が電極表面の規則的な原子配列であることを発見しました。科学技術振興機構(JST)によると、この成果は全固体電池の開発に指針を与え、実用化に向けた重要な一歩になるとのことです。

全固体電池の開発が急速に進み、固体電解質並びに電極の材料開発が活発に行われていますが、本研究は薄膜作製と真空の技術を活用して、正極材料コバルト酸リチウム(LiCoO)と固体電解質リン酸リチウム(LiPO)との界面を作製し、非破壊で測定できる表面X線回折を用いて界面構造を精密に調べました。その結果、高い抵抗を示す界面では結晶の周期性が乱れているのに対して、低い抵抗を示す界面は原子が規則的に配列していることが明らかになりました。

詳細:https://www.jst.go.jp/pr/announce/20181123/index.html